黒田育世新作公演『YSee』

 

 

演出・振付 黒田育世

今年の5月セッションハウスダンス専科の中で『あわい喝采へ焼失する場所より』という作品を舞台上演する予定でしたが、緊急事態宣言を受けて中継配信のみの形態になってしまいました。 この作品は、ジョアンナ・ニューサムの『YS』という五曲からなるアルバムの一曲『ONLY SKIN』と向き合って、ワークショップ参加者の皆様とゲストの奥山ばらばさんと創り上げた小作品でした。生の舞台でどうしても上演したいと歯軋りをしていた所に、セッションハウスからこの度大変有難い上演のチャンスを頂きました。しかし頂いた場が単独公演でしたので、この小作品だけを上演するのも勿体なく、あれやこれやと考えていましたところ、真水の雹に打たれるように私は『YS』からもう四つの物語を受け取りむせ返りました。ある日突然全てが鮮明な姿で体中を駆け巡りむせ返る、これがいつも創作スタートの合図又は指令で、この指令完全服従のこと。晴れて『YS』の全てを上演する運びとなりました。 黒田育世

1 EMILY
 加賀谷香
2 MONKEY AND BEAR
 奥山ばらば 黒田育世
3 SAWDUST AND DIAMONDS
 大江麻美子(BATIK)
4 ONLY SKIN
 奥山ばらば 黒田育世
 - セッションハウスダンス専科参加者
  堤頌子☆ 堀早央里☆ 豊川弘恵☆ 永咲桃子☆ 清水琴☆
 - BATIK
  伊佐千明△◯ 大熊聡美△ 岡田玲奈△◯ 片山夏波△◯
  熊谷理沙☆△◯ 武田晶穂◯ 政岡由衣子△◯
  ※回によって出演者が異なります。
5 COSMIA
 加賀谷香 奥山ばらば 黒田育世

日程
8月21日(土)15:00☆ / 18:00△
8月22日(日)14:00◯ / 17:00△
開場は開演の30分前
*全公演満席となりました

料金
前売、当日共 3,500円​​

チケット取り扱い
予約フォーム
https://forms.gle/pWpT7wANJeeraRfe9
メール
batikdance2019@gmail.com
FAX
03-5377-3272

メール、FAXの場合は件名:黒田育世公演チケット、お名前・ふりがな・ご来場日・ご希望枚数・お電話番号をご記入の上、お申し込みください。
お申込の確認ができましたら、担当者から御連絡を致しますので、指定の口座にチケット代金のお振り込みをお願い致します。申し訳ございませんが、お振込手数料はお客様のご負担でお願い致します。3日経っても連絡が無い場合はお手数ですが、090-8880-3737(瀧本)まで御連絡ください。

会場
神楽坂セッションハウス
〒162-0805 東京都新宿区矢来町158
神楽坂駅、神楽坂方面出口より徒歩1~2分
https://session-house.net/

お問い合わせ
mariemarie1116@gmail.com(瀧本)

本公演は、緊急事態舞台芸術ネットワークによる舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインに基づき、感染症予防の取り組みを実施したうえで開催を予定しております。ご観劇のお客様におかれましても、感染予防及び感染防止のためご理解とご協力をお願い致します。今後の予定につきましては、新型コロナウイルスの感染状況等の最新情報に伴い予定が変更となる場合もございます。何卒ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

照明|石関美穂  音響|蓮子奈津美  舞台監督|鍋島峻介 舞台美術|松本じろ  衣裳|萩野緑 宣伝写真|池谷友秀  宣伝美術|横山彰乃(lal banshees)  記録映像|高橋啓祐  記録写真|関暁  制作|瀧本麻璃英 
協力|セッションハウス  主催|一般社団法人黒田育世事務所

 

出演者プロフィール

加賀谷香
秋田に生まれ、幼少より藤井信子、川村泉に師事。コンクールでの受賞多数。以降ジャンルを超えた数々の作品に客演、海外公演にも多数参加。ダンススタジオでは長年講師を務めるなど後進の育成にも力を注いでいる。2001年よりDance-SHANを主宰して創作活動を開始。新国立劇場主催公演にて発表した、ソロダンス「パレードの馬」に於いては江口隆哉賞、近松ダンス「エゴイズム」に於いては日本ダンスフォーラム賞を受賞。近年様々な舞台作品の振付を手掛ける他、異ジャンルアーティストとのコラボレーションも積極的に展開中。
黒田育世作品としては、2018年「ラストパイ」(草月ホール)参加 。

 

 

奥山ばらば
2001年、舞踏グループ大駱駝艦に入団、麿赤兒に師事。
2016年、大駱駝艦を退団し独自の活動を開始。自らの企画団体PROJECT BARABBAS を設立し、ソロ作品「TRIGGER POINT」(2016)、「カバネガタリ」(2017)、「サソハレテ」(2018)、「ながれたり」(2020)、「ソラノヒト」(2020)、「それでいいの、今は…。」(2020)を発表。
これまで JOSEF NADJ、笠井叡、伊藤直子、平山素子、笠井瑞丈、黒田育世、鯨井謙太郒、劇団唐組、新宿梁山泊、Project Nyx 等の舞台作品にも出演する他、様々な国際ダンスフェスティバルにも多数参加している。
舞踏による身体法を背骨にしつつもジャンルにとらわれずに様々に活動を展開しながら、緊張感と強度のある立ち方、異なるカラダとの更なる可能性を模索している。